モチモチのコシヒカリの秘密

コシヒカリがなぜおいしいのか? ちょっと専門的な観点から切り込んでみる。 コシヒカリは、ほかの品種と比べタンパク質が少なく、デンプンを構成する一つのアミロースも少ない。 そのためほかの品種よりも粘度が高い、それ故にモチモチなのだ。 デンプン、アミログラムについての含有量もコシヒカリがほかの品種に比べ群を縫いき高い。 また、コシヒカリは吸水性が高く扁平なスリム体なので熱伝導率が良く加熱時にデンプン容量が少ないと実証されている。 あの炊き立てのお米のツヤツヤで艶やかな見た目や、あの口の中に入れた時のほんのり甘い粘り気のあるやさしい触感、 噛めば噛むほど甘みが増し口の中全体に広がる幸福感はこのあたりにあるようだ。

コシヒカリはこんな言葉も生んでいます。 『コシヒカリにあらずんば米にあらず』
コシヒカリでなければ、お米ではない。きっとこの言葉は、コシヒカリに対し強く熱意のある農家や研究者から生まれたのだろう。
世の中に多くの食べ物がありますが、「これがなくては?」と聞かれれば、やはりそれはお米のご飯を言わざるをえないでしょう。
『アツアツ、ピカピカの新米のご飯に勝る御馳走はない。』

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